花を使った作品は、花の扱い方を覚えてしまえば案外簡単なものです。
センスは作っていくうちに磨かれますから、安心してください。ここではフラワーアレンジメントや花束などの簡単な作り方を紹介したいと思います。
![]()
まずは誰でもできる、フラワーアレンジメントを作ってみましょう。花は作りたい雰囲気で選び、置く場所に合わせて量を決めます。 【必要なもの】メインの花1種類、そのほかの花3〜4種類、金網、花器 |
|
作り方 |
1金網を花器に合わせて丸くします。 2花器に金網をセットし、水を入れます。 3メインの花を金網の中央に入れます。次にそのほかの花を入れます。 4金網いっぱいに花が入ったら、高さや横幅などバランスを見ながら 整えます。 5あまった花で動きをつけてできあがりです。 |
フラワーアレンジメントでは、基本の形として三方見と四方見があります。
三方見は正面と横から見たときにきれいな形で、後ろは手を加えられていません。四方見は前後左右、どこから見ても手を加えられています。三方見のフラワーアレンジメントは、壁など背がある場所に、四方見のフラワーアレンジメントは、テーブルの上のように、どこからでも見られる場所に置くと良いでしょう。
実際に作ってみると、なかなか思うようにいかなかったり、完成してから気がついたりします。性格が出るんですよね。難しいなと感じたことをまとめてみました。
高さが決まらない
花器と花のバランスを考えます。基本は器の高さの2倍で、ほかに器の高さ+幅の1.5倍だったり、2倍だったりということもあります。
ぎゅうぎゅうになってしまった
花の丈が短いと、密集してしまいます。密集すると花が蒸れてしまい、日持ちしなくなってしまいます。プリザーブドフラワーでは色落ちすることもあります。
花びらが落ちてしまった!
花に触れるとき、力を入れすぎると花びらが落ちてしまうことがあります。適度な力で持ち、手早く作っていくと良いでしょう。
フラワーアレンジメントでは、花をきれいに見せるためのテクニックがいろいろあります。その一部を紹介します。
ワイヤーを通す
花によっては、茎に優雅なラインを出したいときがあります。そういうときは、茎にワイヤーを通して、好きなラインを出します。茎に突き出さないように、丁寧に扱いましょう。
テーピングをする
コサージュなどを作るとき、フローラテープを巻いてワイヤーを目立たなくします。生花を使う場合、切り口に水分を含んだティッシュを巻きます。フローラテープを少し引っ張るようにしながら上から下へと巻いていきます。
生け直す
日にちが経ってくると、花や葉が傷んできます。傷んだ花や葉はその都度取り除き、生け直しましょう。生け直すときは、メインの花が変わることがありますから、生け直すことでまた新しい表情を見せてくれるんですよ。
生花は通常で1週間〜10日、暑い季節で4〜5日もちます。せっかく作った作品ですから、長く楽しみたいですよね。日常のお手入れを覚えて、長く楽しみましょう。
・花器は毎日洗って、水も取り替えましょう。
・茎のぬめりも取りましょう。ぬめりは腐り始めた合図です。
・花に元気がなくなってきたら、水揚げをしてみましょう。
・必要に応じて長持ちさせる薬を加えてみてください。酢・氷・砂糖・10円玉(銅)なども効果があります。
それでは、実際に簡単な花束を作ってみましょう。スパイラルという形を作ってみます。葉などの下準備をして行ってください。 【必要なもの】花・アルミホイル・ティッシュペーパー・ラフィア・ラッピングペーパー・リボン |
|
作り方 |
1利き手ではないほうの手に花を持ちます。 2花の茎と茎が交わる支点が決まったら、動かさないようにして、 もう片方の手で1本ずつ斜めに交わるように合わせていきます。 3左上から右下に流れるように花を添えていきます。 4茎を切りそろえます。 支点にしていたところにラフィアを巻きつけて固定します。 5茎の下には、水を含んだティッシュをあてて、 その上からアルミホイルを巻きます。 6ラッピングペーパーで包み込むようにラッピングをします。 7支点になったところを押さえて形を作ります。 8リボンを結び、あまったところはカットしたり両面テープで固定します。 9全体の形を整えてできあがりです♪ |
ブーケはフランス語で花束という意味です。日本ではブーケと花束は区別して、ブライダル用の花束をブーケといいます。ブーケと同じ花を使って、コサージュやチョーカーなどを作ることもあります。ここでは簡単なクラッチブーケを作ってみましょう。 【必要なもの】メインの花1〜2種類、そのほかの花1〜2種類、葉1種類、リボン、輪ゴム |
|
作り方 |
1クラッチブーケとは、手でにぎったような形のブーケをいいます。 自然で可愛い印象のブーケです。まず、メインの花をぎゅっと持ちます。大きな花の場合は丸い形になるよう意識して、高低差をつけて持ちます。 2外側にメインの花を足していきます。 3すきまにそのほかの花を足します。 4葉で周りを包むように添えます。 5輪ゴムで束ねて茎をカットしてそろえます。 6輪ゴムが隠れるようにリボンを巻いてできあがりです♪ |
リースは古くから冠や髪飾りとして使われてきました。今ならドアや壁に飾るのが一般的になっていますよね。ドライフラワーや生花といった花の種類によって土台や作り方が異なります。ここでは、市販の土台を使ってクリスマスリースを作ってみましょう。 【必要なもの】市販のコケのリース・ミモザ・コニファ・松ぼっくり・緑色のワイヤー |
|
作り方 |
1まず、コニファの上にミモザを重ねます。 2重ねたものをワイヤーで土台に巻きつけます。 3松ぼっくりにワイヤーをつけて、下のほうにまとめてつけます。 4松ぼっくりの向きを調節してできあがりです。 |
フラワーアレンジメントは、吸水性フォームに花を挿した作品で、花束は花器に活ける物をいいます。
フラワーアレンジメントは、そのままテーブルなどの上に置いておけるので、お見舞いや開店祝いなどに向いています。花束はまとめた花をラッピングしたもので、卒業式や発表会など手渡しをしたいときに向いているといえます。用途に合わせて選んでみてください。
![]()



