さて、ここではフラワーアレンジメントの下準備について説明します。
下準備をしっかり行うことで、花が長持ちして作品も長く楽しめます。花の選び方や基本的な取り扱いなど、ほかの花装飾にも使えるので、覚えておくと便利ですよ。
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ここでは、基本の形を覚えてみましょう。
これらのほかにもオーバル・S−シェイプ・四角錐などたくさんの形があります。
オールラウンド…半球形に作ります。いろんなシーンで利用できます。
ロングアンドロウ…楕円形に作ります。テーブルなど長いところに置くのが向いています。
トライアンギュラー…三角形に作ります。左右が対称になる場合と、非対称になる場合があります。
L−シェイプ…L字型に作ります。窓際など角のところが向いています。
クレセント…三日月型にする方法です。下向きと上向きがあります。
スクエア…四角形に作る方法。見た目をまっすぐにするよりも、少しカーブをつけるときれいに見えます。
フラワーアレンジメントを長く楽しむための、良い花を選ぶポイントをまとめてみました。
花びら…ふっくらとして、変色していないものを選びましょう。古い花びらは、やせて繊維が浮かび上がっていたり、つけねが変色していたりします。
茎…茎に傷があると、害虫の影響を受けたり、病気になったりします。傷のあるものは避けましょう。
葉…つややハリがあって色あざやかな葉は、新鮮な証拠です。傷や穴がある葉は避けましょう。
つぼみ…つぼみが未熟で色のついていないものや茶色くなっているものは避けましょう。
めしべ…何日も経っためしべは、中がすかすかだったり、ハリや色味がありません。
がく…新鮮ながくは、きれいな緑色をしていて、ピンとしています。古くなると、曲がったり変色してきます。
花を購入したらまず下記の2点は絶対にしましょう。
取り除く
花を購入してきたら、いらない部分を取り除きます。下のほうの葉やとげ、咲かないつぼみなどは使いません。
切り分ける
枝にたくさんの小さな花がついている場合は、枝分かれしている茎のすぐ上を切ります。ポイントはメインとして使いたい花を先に切り分け、茎はなるべく長く残すことです。こうすることで、花をむだなく使うことができます。
水揚げとは、花を長持ちさせるための方法をいいます。
薬を使ったり酢を使ったり、いろいろな方法があります。ここでは、買ってきたばかりの花の吸水力を上げる一般的な方法を紹介します。
深水
花を新聞紙にくるみ、花の下まで水に漬けておきます。ほかの水揚げ方法と併用できる基本的な方法で、花が弱っている場合なら2時間ほどで元気になります。バラ・あじさい・ライラックなどに使えます。シクラメンには向いていません。
切り戻し
茎の根元から1〜2cmのところを斜めに切ります。そうすると、水を吸う面積が広くなるので、水揚げがよくなります。縦線やクロスに切り目を入れるとさらに効果があります。
水切り
傷みかけた茎を切り落とす方法で、水の中で根元から1〜2cmのところを斜めに切ります。空気中で行う切り戻しに比べて水の吸い上げが良くなります。ほとんどの花に使えます。バラ・カーネーション・コスモスなどに向いています。
湯揚げ
花全体を新聞紙にくるんで茎の根元から3〜4cmのところを、熱湯に30秒〜1分ほどつけます。こうすることで、空気を外に出します。すばやく水につけて吸水させます。あじさい・かすみ草・ききょう・ライラックなどに向いています。
たたく・砕く
水を吸い上げにくい種類の花は、ハンマーなどでたたいて面積を広げ、水揚げを促します。かすみ草やききょうに向いています。
折る
茎が硬いものは勢いよく折ります。吸水面が広くなって、水揚げが良くなります。桃や椿など、枝ものの花に向いています。
焼く
茎を直接焼くことで、空気を外に追い出し、いっきに吸水させます。ブルースター・あじさい・ポインセチアなどに向いています。
逆水
花を逆さに持って、葉の裏に水をかけたり、霧吹きをかけます。菊やマーガレットなど、葉のついている植物に向いています。
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