フラワー装飾技能士

花に関係する国家資格に、フラワー装飾技能士という資格があります。未経験者の方が受験できない分、資格としては高い価値があります。しかし、この国家資格も改定により、どのような価値があるのか、考える必要があるといえます。フラワー装飾技能士とは、どのような資格なのでしょうか。

フラワー装飾技能士とは?

最高峰の花の資格

フラワー装飾技能士とは厚生労働省が実施する試験に合格した人のことをいいます。そのためフラワー装飾技能士という資格は国家資格です。花と関わる活動をしている人の技術を評価します。ですから、すでに花に関わる仕事に携わっている人が取得することが多い資格といえるでしょう。

技能検定とは?

厚生労働省が実施する技能検定は、園芸装飾や菓子製造など129種類あります。3級〜1級、特級もあります。どの分野においても、専門技術を有する者として証明されます。

フラワー装飾技能士を受験するには?

受験するための条件

受験するためには、実務経験が必要となり、学校や職業訓練歴によって異なります。2級と3級は、関連する学校を出ている場合実務経験は免除されます。以前は、1級の場合、実務経験が12年ないと受験できなかったのですが、今では実務経験のみの場合でも7年と大きく変わり、受験しやすくなりました。

3級の場合…実務経験6ヶ月以上。

2級の場合…実務経験2年以上。

1級の場合…2級を合格している場合、実務経験のみで2年、職業訓練修了者2年以上など。1級を直接受験する場合、実務経験のみで7年、職種と同じ学科を卒業の場合、4年以上(学校によって条件が異なります。)

試験時期

学科…3級7月下旬、2級と1級は9月初旬。

実技…地域によって異なります。

どうやって勉強するの?

花装飾に関係する専門学校、大学、職業訓練校などで勉強できます。社会人向けのフラワースクールでは、フラワー装飾技能士試験に対応した専門のコースを開講していることもあります。すでに花に関わる仕事に就いている人でも、このような社会人向けのスクールに通って勉強することができます。

資格取得までの流れ

1任意でスクールに通います。

2フラワー装飾技能士試験を受けます。

3めでたく試験に合格します。

4フラワー装飾技能士の称号が与えられます。

5さらなる上の級を目指しましょう!

フラワー装飾技能士の試験内容

学科

フラワー装飾一般、フラワー装飾作業法、材料、植物一般、安全衛生が出題されます。

1級の実技試験

課題1立食用卓上装飾花の製作(試験時間40分)

課題2コサージュの製作(試験時間35分)

課題3ブーケの製作(試験時間60分)

2級の実技試験

【Aコース】

課題1花器付き盛花の製作(試験時間30分)

課題2コサージュの製作(試験時間30分)

課題3ブーケの製作(試験時間60分)

【Bコース】

課題1スタンド花の製作(試験時間30分)

課題2贈呈用花束の製作(試験時間30分)

課題3花器付き盛花の製作(試験時間30分)

3級の実技試験

課題1花束、リボンの製作(試験時間30分)

課題2バスケットアレンジメントの製作(試験時間35分)

課題3ブートニアの製作(試験時間20分)

どんな分野で活躍できるの?

フラワー装飾技能士の資格を持っていると、フラワーショップやフラワーデザイナーなど、花に関わる仕事でアピールしやすくなります。

必ずしも持っていなければならないものではありません。現場を知っている者としての証明、技術を持っているという証明は違うと思うのです。今では、3級や2級は、専門学校などで勉強した人にも与えられる資格なので、経験年数よりもフラワー装飾の技術を持っている、ということが重視されているといえるでしょう。とはいえ、1級は花の仕事に携わって7年以上の人が受験できる資格です。1級ともなると、花の世界の現場を知っている者として、アピールできるのではないでしょうか。

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